ミャンマーニュース

オランダ政府が約190万ドルを投じ、カヤー州でのネイチャー・ツーリズム・プロジェクトを開始した。

（画像：Myanmar Timesより）

プロジェクトは8月後半、発展途上国開発を目的とするオランダセンターとスイス・ジュネーブの国際貿易センターが共同で立ち上げた。観光客をカヤー州へ誘致し、観光業による雇用創出を目指している。

ミャンマー旅行協会によれば、いくつかの旅行代理店がカヤー州を目的地としたツアーを開催しているが、旅行者からの需要は少ないとのこと。このプロジェクトをきっかけにカヤー州の魅力をアピールし、より多くの旅行者を呼び寄せたいと言うことだ。

ミャンマー東部、タイと国境を接するカヤー州は、ミャンマーで最も小さい州である。伝統的な文化を守る民族が絵のような景色の中に暮らしている。観光地としての魅力を十分に備えた地である。

しかし、交通の便が悪く、宿泊施設も極めて少ないため、ツアーの目的地としては適さないのが現状だ。

プロジェクトは3年計画で、交通機関と宿泊施設など観光地としての設備を整える。ツアーの実施によって、民族の貧困問題も解決したいとしている。

外部リンク

Myanmar Times
http://www.mmtimes.com