2014-09-18 14:00
経済
IFC、ミャンマーの中小企業に500万ドル融資

中小企業の財政支援へ初の取り組み
世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は、ミャンマーのYoma Bankに500万ドルを融資することを決定した。融資はミャンマー中小企業の財政支援に使われる。(画像:The Wall Street Journalより)
社会改革を進めるミャンマーでは、外国企業による投資・開発の拡張に重点を置くあまり、現地企業のサポートが後回しになっているのが現状だ。
中小企業は資金難に苦しみ、経営が困難な状態が続いている。今回の融資は、ミャンマー中小企業支援を専門に行う初めての取り組みとなる。
中小企業の運営は旧軍事政府と複合企業が行っており、経営者がコントロールすることは難しい。資金調達は、ミャンマーの経済成長における最大のハードルとも言える。
数年で3,000万ドルまで増資
ミャンマーでは国民の成人7割以上がまだ金融機関を利用しておらず、預金、クレジット機能などは活用されていない。IFCは、Yoma Bankに対して、融資、金融のシステム構築などもアドバイスした。Yoma BankのCEOは、
IFCの協力を得られることを非常に喜んでいる。ミャンマーの中小企業をサポートし、ミャンマーの経済成長に貢献したい。(The Wall Street Journalより)
と語っている。
IFCは、今後数年間で、Yoma Bankへの融資を3,000万ドルまで引き上げることも考えているという。
外部リンク
The Wall Street Journal
http://blogs.wsj.com
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00