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2014-12-29 14:00

経済

王子木材緑化、ミャンマーで製材事業

王子グループ
ミャンマーにおける製材事業開始
12月25に王子木材緑化株式会社(以下、王子木材緑化)がミャンマーにおける製材事業開始することを発表した。

事業について
事業は住友林業株式会社の子会社であるSumitomo Forestry (Singapore) Ltd.(以下、SFシンガポール)とミャンマーの家具製造会社であるMoe Mya Chai Co.,Ltd.(以下、MMC社)が合弁でミャンマー南部のモン州で現地法人を設立し、ゴム植林木を主原料とした製材品等の製造と販売を行うというものである。

合弁事業では、ゴム植林木を主原料として、椅子など家具の材料となる木質ラミナの製造を行う日系企業としてはミャンマーでは初めての事業になる。王子木材緑化株式会社とSFシンガポールが生産管理と市場への販売を行い、MMC社は主として原料調達と現地工場運営を行う。

また、この合弁事業は王子グループと住友林業グループとの商業レベルでの海外協業事業としても初の試みでもある。

事業の背景
これまでこの3社は、ミャンマーにおける事業可能性の調査と検討を進めてきており、 ミャンマー南部地域に豊富なゴム資源があり、ゴムラッテクス採集後の木材が製材加工事業に有望であることなどから競争力の高い事業ができる見通しがえられたため、合弁契約の締結に至った。

合弁会社について
合弁会社の名前はMOS LUMBER PRODUCTS CO.,LTD.で資本金はUSD 2250000である。 2014年12月に合弁会社設立し2015年10月商業生産を開始する予定である。


外部リンク

王子木材緑化株式会社
http://www.oji-fp.jp/news/20141225_news_myam.pdf


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