ミャンマーニュース

株式会社エボラブル アジアと株式会社BJIT、株式会社サイバーミッションズは16日、業務提携を締結し、オフショア開発10倍化計画を発表した。この計画により、より一層アジアのエンジニア開発市場の発展に貢献していくという。

サイバーミッションズは、ミャンマーのオフショア開発会社。ミャンマーは、人件費の安さと今後の経済の成長性という観点から、オフショア開発先最後のフロンティアと呼ばれ、注目を集めている。

提携するエボラブル アジアは、業界最大手のベトナムオフショア開発会社、BJITは、バングラデシュ最大手のオフショア開発会社である。

これからますますエンジニア不足が深刻化するとみられている。そこで、3社はオフショア開発市場の活性化を図ることを目的として、今回の業務提携に至った。3社は、リソースの共有や営業協力、クラウドを使用したクロスボーダー開発などを行っていく予定だ。

3社は、東南アジア地域を「ASIA IT 開発ベルト地帯」と名付け、IT産業の発展およびエンジニアの雇用創出を行っていく見通し。「ASIA IT開発ベルト地帯」の構想として、「クラウドを使ったクロスボーダー開発」、「3国と日本の相互人員交流制度」、「エンジニア育成のためのプログラム」を掲げている。

今後3社は、ミャンマー、ベトナム、バングラデシュそれぞれの国での強みを有効に活用し、大型案件の受注や、エンジニアの国民性を考慮した案件のすみ分けなど、より質の高いサービスの提供に努めていく構えだ。

外部リンク

株式会社エボラブル アジア　ニュースリリース
http://www.evolableasia.com/news/detail/20141217.pdf

株式会社サイバーミッションズ　ホームページ
http://www.cybermissions.co.jp/