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2014-10-06 19:00

社会

イラワジ・ニュース、サイトハッキング被害

Irrawaddy
過激派仏教徒をめぐる記事に対する抗議
ミャンマーメディアを代表するイラワジ・ニュースのウェブサイトが、ハッキング被害に遭った。

(画像:Myanmar Timesより)

10月2日早朝、イラワジ・ニュースのトップページに、
イラワジは過激派イスラム教徒とそれによる聖戦を支持する。イスラム教徒とアラーを守るため仏教徒、イスラム教徒以外の者を攻撃する。(Mizzimaより)

という内容のメッセージが書かれた。

犯行は「Blink Hacker Group(BHG)」と名乗るハッキンググループによるもの。仏教界のリーダー Wirathu氏の発言をめぐって、イスラム教を支持するような記事を書いたことを非難し、トップページを書き換えた。

メディアは軍の関与を疑うが政府は否定
Wirathu氏はスリランカを訪問した際、イスラム教への敵意を新たにし、仏教徒を守るために団結していく意向を示した。イラワジ・ニュースはこの事や、軍隊の力が及ぶ非民主的な過激派仏教徒について否定的な記事を書いている。

イラワジ・ニュースの編集社 Aung Zaw氏によれば、サイバー攻撃によって、サイトは4時間にわたって運営不可能になったという。翌日にも様々な妨害がある、1時間以上閉鎖された。

このようなサイバー攻撃は過去2年間、頻繁に起きているという。一部メディア関係者は軍や政府の関与を疑っているが、政府は一貫して否定している。


外部リンク

Myanmar Times
http://www.mmtimes.com

Asian Correspondent
http://asiancorrespondent.com
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