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2014-11-06 06:00

社会

JICA帰国研修員同窓会のASEAN地域会合実施

技術協力
ASEAN地域帰国研修員同窓会で各国の相互理解と相互文化交流
過去にJICAの青年招聘事業(※現青年研修事業)に参加した研修員は、各国での活動事例の紹介、各国の文化の紹介及び各国の知見・経験の共有をすることにより、各国の相互理解及び相互交流を行い、国際的な友好関係のより一層の強化を図る目的で毎年Regional Leaders Forum(RLF)が行われている。

RLFは、各国JICA帰国研修員同窓会が毎年持ち回りで運営・開催している。10月25日~27日、バガンにて、アセアン帰国研修員同窓会交流連絡会(AJAFA-21)の枠組みのもと、ミャンマーのJICA帰国研修員同窓会(JAAM)がRegional Leaders Forum(RLF)を開催した。

会合には、ミャンマーからの参加者含むASEAN各国から約120名の帰国研修員が参加
25日に行われた開会式には、マンダレー地域政府のKyaw Sunn運輸大臣が参加した。また、各国の取り組みを「Responsible Community for Sustainable Development」というテーマで、各国の取り組みをそれぞれの国の代表が発表した。

26日には、各国代表がミャンマーの代表する木「パダウ」を記念植樹を行い、JICAが行ってきた技術協力の「中央乾燥地村落給水技術プロジェクト」や無償資金協力の「中央乾燥地植林計画」の成果や、を視察した。

"Gyan Lee"村での給水技術プロジェクトで掘削した井戸の使用状況の視察では、
「この村の住人(約100世帯、500名)は、井戸がない頃、水くみが1日仕事になることもあったが、井戸ができたおかげで農作業に集中できるようになったし、飲み水にも困らなくなった。JICAの協力に感謝する」とJICA協力への感謝が述べられた。(引用はホームページより)


閉会式が行われた27日には、各国の参加者から本RLF実施に関わったミャンマー政府関係者や同フォーラム運営・開催に尽力したJAAMメンバーへの感謝が述べられ、今後のASEAN及び日本の更なる関係強化を願い、2014年度のRLFが閉会した。
2015年には、同フォーラムがフィリピンで開催される予定。


外部リンク

JICA 独立行政法人国際協力機構
http://www.jica.go.jp/
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