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2014-11-06 14:00

経済

川崎汽船、ミャンマーに新造フェリー3隻を海上輸送

川崎汽船
新造フェリー3隻を海上輸送
11月5日に川崎汽船株式会社 (以降「川崎汽船」)は、子会社で重量物船社であるSAL社が政府開発援助によって建造された新造フェリー3隻を広島からヤンゴンまで輸送したことを報告している。

新造フェリーは広島県江田島市にある中谷造船株式会社が建造し10月の中旬にSAL社が運航する船が広島港外貿埠頭で3隻のフェリーを積み込み、無事、10月31日にヤンゴンにて荷揚げを終了した。

(画像はプレスリリースより)

新造フェリーの背景
ヤンゴン市では、中心部と対岸にあるダラー地区を結ぶフェリーのピーク時に常に定員超過している。さらにフェリーはいずれも老朽化により船体の傷みが激しく、ヤンゴン市民の足であるフェリーの代替が課題となっていた。

今回、輸送した新造フェリーが就航することによりヤンゴン市での市内交通の安全性と市民の移動環境の改善が期待される。

川崎汽船、ミャンマーでの事業について
ミャンマーは「ポスト中国」として近年注目を集めており、日本がミャンマー政府と協同して建設を進めているティラワ工業団地など、日系企業の進出が多くなっている。

川崎汽船でも1月にヤンゴン駐在員事務所を開設しており、ミャンマーに進出またはこれから進出を考えられている企業に対し、海運、物流等の事業において、ニーズにあったサービスを提供していきたいとしている。


外部リンク

川崎汽船株式会社
http://www.kline.co.jp/news/detail/1201792_1454.html



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