2017-09-11 19:30
スポーツ
ミャンマーフットサル代表チーム、イラン人コーチが辞任
イスラム教徒への暴力に抗議 1年の任期を途中解約
ミャンマーフットサル・ナショナル・チームのコーチが、ラカイン州のイスラム教徒への暴力に抗議し、辞任した。ミャンマーサッカー連盟によると、辞任したのはイランからミャンマーフットサル代表チームに赴任していた、Reza Kordiコーチ。東南アジア競技会(SEA Games)の後、休暇を取って帰国していた。
Kordiコーチは4月から1年の契約で任務に就いていた。9月8日、カタールからミャンマーへ向かう予定となっていたが、連盟はコーチが退職したことを発表。契約途中で解約した場合、連盟に1か月分の報酬を支払わなければならない。
Kordiコーチは、
スポーツは宗教・政治的な問題や思想から守られるべきだ。これはFIFA憲章にも定められていることなので、私はここで仕事をすることはできない。
ミャンマーサッカー協会会長にはメールで辞表を提出した。(Tasnim News Agencyより)
ミャンマーサッカー協会会長にはメールで辞表を提出した。(Tasnim News Agencyより)
と述べている。
イラン・オリンピック委員会は「人道的な行動」と称賛
イランのナショナル・オリンピック委員会会長は、Kordiコーチの決断を「人道的な行動」として評価した。Kordiコーチはいくつかのアジアサッカーチームを指導している。ミャンマーではさまざまな年齢が属するフットサルチームを指導。ミャンマーサッカーのユースチームでも、テクニカルマネージャーを務めていた。
(画像はTasnim News Agencyより)
外部リンク
Tasnim News Agency
https://www.tasnimnews.com/
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