2013-12-23 20:00

プレスリリース/コラム

三菱商事がミャンマーの石油・ガスの開発プロジェクトに参画

三菱
ミャンマーで第2位の規模を誇るガス田
三菱商事は、JX日鉱日石開発が50%の株式を保有する、日石ミャンマー石油開発について、その株式の10%を取得した。日石ミャンマー石油開発は、ミャンマーのイェタグン・ガス田を含むアンダマン海沖合の鉱区とガス輸送パイプラインの権益を保有している。三菱商事としては、初のミャンマーにおける石油・ガスの上流プロジェクトへの参画となる。
このプロジェクトは、マレーシア国営石油会社のペトロナスの子会社が、オペレーターとして操業している。日石ミャンマー石油開発の持ち分となっている平均販売量は、天然ガスが日産約5000万立方フィート(原油換算で日産約8000バレル)、コンデンセートが日産約800バレルで、ミャンマーで最大のヤダナ・ガス田に次ぐ規模のガス田となっている。

イェタグン・ガス田は1992年に発見され、2000年から生産を開始している。天然ガスはパイプラインでタイ国営石油会社に販売、また、天然ガスの生産に伴って生産されるコンデンセートも、ミャンマー国内・海外向けに販売されている。また、同鉱区内には現在開発中の既発見ガス田が存在し、さらに新たなガス田の発見も期待されているという。

アジア域内のエネルギーの安定供給に貢献
三菱商事は今回の参画を機に、JX開発とともにイェタグン・ガス田プロジェクトの事業価値向上に貢献し、さらにミャンマーにおける石油・ガス上流プロジェクトの積極的な推進することで、ミャンマーをはじめとしたアジア域内のエネルギー安定供給を図っていくという。


外部リンク

三菱商事 プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/
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