• TOP
  • >
  • 政治
  • >
  • EUとミャンマー合同の経済フォーラム開催
2013-11-16 23:00

政治

EUとミャンマー合同の経済フォーラム開催

EU
アウンサン・スーチー氏、大規模な政治改革の必要性を訴える
11月13日から15日まで、EUとミャンマー合同の経済フォーラムがヤンゴンで開かれた。ミャンマーの最大野党党首、アウンサン・スーチー氏は、14日、自国に進出する外国人投資家たちに対し、この国に必要な政治変革に注意を払わなくてはならないと呼びかけた。

「世界中のあらゆる企業、投資家たちに対し、ミャンマーでの経済、投資または他の全ての活動を奨励します。その一方で、実用主義に向けた憲法改正の必要性を最重要の課題とします。」と、EU外相キャサリン・アシュトン氏らに訴えた。


現憲法は、スーチー氏にとって、2015年に予定されている大統領選への出馬の妨害になっている。現憲法では、外国人と結婚する、または外国人との間に子供をもうけたミャンマー人が大統領の座に着任することを禁止しているからだ。アウンサンスーチー氏は英国人のマイケル・アリス氏と結婚、アリス氏は1999年に他界しているが、間に2人の息子がいる。

また、数十年の軍事政権の間、国際舞台から孤立していたこの国に、投げ入れられる経済改革にもかかわらず、憲法は、議会の4分の1の議席を軍のために保管している。

ミャンマーに対する経済援助は今後増大する見通し
3日間続いた国際フォーラムの中で、EUは、2014年から2020年の期間に、ミャンマーに対し行う経済援助は年間、9000万ユーロまで上るだろうと発表した。

EUは1996年から現在までの間、3億ユーロの援助を行ってきた。うち、約半分の援助は2011年の民主政権誕生以後で、特に2012年、2013年に集中している。


外部リンク

EU-Myanmar Task Force
http://www.myanmar-eutaskforce.com/

Libération
http://www.liberation.fr/monde/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook