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2021-03-14 00:00

社会

日本政府、ミャンマー国内避難民などに対して1,900万ドルの緊急無償資金協力を実施

緊急無償資金協力
赤十字国際委員会などを通じて食料支援などを実施へ
日本政府が、ミャンマー・ラカイン州から逃れた国内避難民や、バングラデシュに流入した避難民などに対して、1,900万ドルの緊急無償資金協力を実施すると、3月9日に発表した。

2017年8月からラカイン州の治安が悪化したことで、そこに住む人が国内のほかの地域やバングラデシュに避難した。避難先では今でも避難民や、受け入れ先のホストコミュニティの危機的な状況が続いていることから、日本政府が1,900万ドルの緊急無償資金協力の実施を決定した。

今回は、赤十字国際委員会(ICRC)や国連世界食糧計画(WFP)、そして国際移住機関(IOM)を通じ、医療分野、水・衛生分野への支援や食料支援などを行う予定だ。

14の病院と32の保健施設に医療用品などを供与
同緊急無償資金協力ではミャンマー側への支援額が900万ドルに上り、14の病院と32の保健施設に医療用品などを供与するほか、およそ25万5,000人に食料支援を行う。

また、バングラデシュ側への支援額は1,000万ドルとなり、9つの病院と3つの保健施設に対する医療用品などの供与に加え、避難民およそ1万4,000人と、ホストコミュニティ120世帯に向けたシェルターの改修、およそ34万5,000人への食料支援を行う予定だ。

(画像は外務省 ホームページより)


外部リンク

外務省 プレスリリース
https://www.mofa.go.jp/

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