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2020-12-24 09:30

社会

アメリカ政府、ミャンマー農産物の国内市場機会に関する研究を発表

USAID
農民と農業関連会社への実際的な提案
アメリカ政府によるミャンマーの農業と食糧制度開発活動に関する未来の推進は、12月17日、ミャンマーにおける700人以上の消費者食品嗜好の分析を発表した。

この分析は、ミャンマーの農民と農業関連会社に対する実際的な提案となっている。1つ目の提案は、より高い付加価値を持つ家畜と農業に関する既存の市場に基づいて構築されている。2番目の提案は、ジンジャーやターメリックのような伝統的製品の健康食品への使用を探求することである。

また、種子や品質保証制度を改善するための機会や、市場の期待に対応するためのバリューチェーン全体の品質を強化する方法など、部門全体の推奨事項も含まれている。

農業の発展が貧困の削減や財産の増加につながる
また、ミャンマー農業製品の国内市場機会に関するウェブセミナーが行われ、アメリカ国際開発庁(USAID)経済成長局のディレクターであるPaul Pleva氏をはじめ、ミャンマー商業省貿易振興局のMyo Thu副局長、農業・畜産・灌漑省のYe Tint Tun局長が参加した。

Paul Pleva氏は、次のように説明した。
「USAIDは、ミャンマー農業製品の国内市場機会のアップグレードをサポートする準備ができており、これをミャンマーとアメリカ両国にとって重要となる多くの問題への理想的な入り口とみなしている。そして、USAIDは、コミュニティ間の強力な経済的つながりが社会的な結束を促進することから、農業をサポートしている。農業の発展は、繁栄を強化し貧困を削減するための近道であり、我々が農業での収入を増加できれば、その結果、財産が大幅に増加する。強力な農業セクターにより食糧安全保障が促進される。」(The U.S. Embassy in Burmaより引用)


多方面の消費関係者をリサーチ
USAIDは、2019年10月に開始した5年間の農業と食糧制度開発活動を監督している。

研究者たちは、エンドマーケットのバイヤーをより深く理解するために、たくさんのスーパーマーケットやホテル、レストラン、食料品店などに話を訊いた。

「ミャンマー農産物の国内市場機会」に関する調査結果がウェブセミナーで発表された。ウェブセミナーでは、新しい市場に参入し拡大するためのバイヤーの要件に対応する方法や、競争に関する情報を紹介された。

これは、野菜やフルーツ、油糧種子、豆類、トウモロコシ、スパイス、コーヒーと紅茶などの部門に焦点を当てた農業と食糧制度開発活動によって実施された市場調査の1つである。

これらの調査は、民間部門、政府、寄贈者、市民社会組織による、データ主導の証拠に基づいた投資の決定に貢献している。

(画像はThe U.S. Embassy in Burmaより)


外部リンク

The U.S. Embassy in Burma
https://mm.usembassy.gov/

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