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2020-12-08 10:00

社会

ヤンゴン大学の100周年記念式典がオンラインで開催

ヤンゴン大学
大学のアップグレードのための基本計画策定
2020年12月1日、ヤンゴン大学の100周年記念式典がオンラインで開催された。

開会式では、100周年を記念して作られた曲が演奏された後、アウンサンスーチー国家顧問、ミン・スエ副大統領、人民代表院のMahn Win Khaing Than議長、情報省のペー・ミン大臣、教育省のミョー・テイン・ジー大臣、ヤンゴン地域政府ピョー・ミン・テイン首相、ヤンゴン大学のPhoe Kaung学長が、ヴァーチャルでリボンカットを行った。

そして、ヤンゴン大学の100周年記念式典運営委員会の委員長を務めるアウンサンスーチー国家顧問がビデオで祝辞を述べ、ヤンゴン大学の卒業生であるMahn Win Khaing Than人民代表院議長からも祝辞のビデオメッセージが寄せられた。

運営委員会の事務局長を務めるミョー・テイン・ジー教育省大臣は、祝辞の中で、2012年11月27日に大学のアップグレードに関する委員会を結成した後の大学のアップグレードに関する共同作業や、Kawhmu選挙区からの「ヤンゴン大学のアップグレードおよび大学新法の設定」という提案に対する承認などについて説明した。

教育省大臣はまた、2016年4月以降に大学の管理下での研究と調整、大学のアップグレードに関する計画、学術部門や行政部門、長期的に大学の自立性が現れることに焦点を置きながら、基本計画を策定することによって、大学に関するインフラの開発に関する問題、大学職員の任命や異動、昇進などにおける感情的知能を重要視することについて語った。

学部の組織構造改革や様々なアップグレード
ミャンマー政府は、高等教育部門の改革プログラムを推進するために、2020年8月に、ヤンゴン大学および16の大学の学部に関する組織構造を承認した。

教育省大臣は、国の要件を満たすための大学における自治の重要な役割、教育に関するソフトウェアのアップグレード、施設や装備に関するハードウェアのアップグレード、能力やスキルの構築、大学院コースやカリキュラム、研究とサービス、およびインフラの開発についても言及した。

また、各分野の大学に向けた基本計画を開発することに関して、教育省と地域や州政府が協力する必要性、自立性を備えた大学運営委員会の形成に関して教育省がサポートすること、国民のための効率的な教育を開発することに関して学長および学部長間で協力する努力、2019-2020学年度にヤンゴン大学における大学院と研究科コースに向けた新しい科目について説明した。

さらに、世界の大学ランキングにおけるヤンゴン大学の順位について、2016年の13,072位から2020年には7,116位に上がったこと、教室での教授法、デジタルメソッド、複合メソッドなど様々な教育方法を開発するための教育省の支援について語った。

大学が民主主義運動に果たした役割に敬意
ヤンゴン地域政府のピョー・ミン・テイン首相は、ヤンゴン大学の尊厳に敬意を表し、1920年設立、当時の大学生による反植民地運動、ナショナルデーとの関係、様々な政権や時代における大学の浮沈、独立運動と大学、様々な分野における優れた卒業生、民主主義運動と大学について演説した。

そして、ヤンゴン大学のPhoe Kaung学長が、100周年記念式典運営委員会の活動に関するビデオを発表した後、感謝の意を表した。

その後、卒業論文に関するビデオ、また、論説・詩・短編小説・漫画・芸術・写真のコンテストに関するビデオが発表され、受賞者に賞が授与された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/2111

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