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2019-11-17 17:00

社会

保健・スポーツ省で、2019年世界糖尿病デーのイベントを開催

世界糖尿病デー
糖尿病の合併症で下肢切断や失明も
11月14日の世界糖尿病デーに合わせ、ネピドーの保健・スポーツ省において、記念イベントが行われた。

開会式では、保健・スポーツ省のミン・トゥエ大臣が挨拶を行い、糖尿病は腎臓へダメージを与える主な要因であり、糖尿病患者は、非感染性疾患によるマイナスの結果のために、下肢の切断が必要となる可能性が15倍から40倍ある、と述べた。

さらに大臣は、次のように説明した。
「糖尿病患者は視力を失う可能性が通常の場合より25倍高い。高血圧症は、糖尿病患者の合併症になることが多く、両方の非伝染性疾患の発生を防ぐ最善の方法は、自分で決めた運動を定期的に行うことである。」(プレスリリースより引用)


家族の役割が重要
大臣の説明によると、2018年10月から2019年7月まで、国内232のタウンシップにある1,316の農村保健部門で、診療所が、高血圧と糖尿病を無料で診察していた。また、110万人の人々が診療所を訪れ、彼らの5%が糖尿病で、15%が高血圧症であった。

大臣は、今年の世界糖尿病デーのモットー「糖尿病:あなたの家族を守ろう」で言及されているように、家族の役割は重要であると述べた。彼らは、生活の中で、糖尿病を患った人のために、すべきことと、してはいけないことを知っている必要がある。

次に、ヤンゴン第2医科大学、糖尿病およびホルモン治療部のKo Ko教授は、糖尿病の予防と治療法について説明した。

その後、大臣一行は、糖尿病の患者を扱う専門家がおり、参加者の目と足の検査と治療を行っている、世界糖尿病デーの展示ブースを見学した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/15/11/2019/id-19761

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