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2019-10-02 04:00

社会

ヒューマンライツ・ナウ、「人権理事会」でロヒンギャの人権状況に関する声明を発表

ロヒンギャ
政府がロヒンギャの人権・安全・移動の自由などの保証を
ヒューマンライツ・ナウ(Human Rights Now)は9月25日、9月9日から27日の日程で行われた「第42会期人権理事会」に出席し、ミャンマーにおけるロヒンギャの人権状況に関する声明を発表、その内容を報告した。

「第42会期人権理事会」において、ヒューマンライツ・ナウは9月16日に、ロヒンギャの人権状況に関する声明を発表し、ミャンマー政府が人権・安全・移動の自由などの保証することや、帰還に際してはロヒンギャの人々自らの意思決定で、プロセスを進めるべきなどといった主張を行った。

ミャンマー治安部隊と少数民族過激派組織の衝突も継続
声明の中でヒューマンライツ・ナウは、ミャンマー治安部隊と少数民族過激派組織の衝突が継続していることにも触れ、ロヒンギャの多くが逃げ続けているほか、避難民の人道的危機をもたらしているとした。

現地では、活動家や平和に向けたデモ参加者、そしてジャーナリストなどの拘束や言論統制が図られており、表現と集会の自由が失われている。これらを受け、ミャンマー政府に対し、彼らの権利の行使を妨げず、正当な発言や活動を刑事罰の対象にしないことも求めた。

(画像はヒューマンライツ・ナウ ホームページより)


外部リンク

ヒューマンライツ・ナウ 活動報告・ステートメント
http://hrn.or.jp/activity/16389/

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