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2019-07-18 00:30

社会

沖縄県の高校生、AARのミャンマーでの障がい者支援活動を見学

職業訓練学校
学生が学校で募金箱を設置 VTCの活動に寄付
AAR Japan(以下、AAR)が、運営する障がい者のための職業訓練校(以下、VTC)を、沖縄県の高校生が訪問し、障がい者支援活動を見学したと、7月8日に発表している。

AARは、日本で生まれた政治・宗教・思想に偏らない国際NGOで、最大都市ヤンゴンに障がい者のためのVTCを開校し、洋裁と美容理容、コンピューターの3コースを設けている。

VTCに2018年8月、「おきなわ国際協力人材育成事業(OIC YOUTH)」の海外派遣プログラムとして、沖縄県の高校生が訪問。帰国後、その学生が古着の販売に加え、学校に設置した募金箱で集めた128,740円を、VTCの活動費として寄付した。

VTC、技能習得以外にも地域との交流や社会貢献も
ミャンマーでは、国民のおよそ2%から3%が障がい者であるとされながらも、福祉政策の基本法制定が進んでいない現状がある。また、障がい者支援の分野で活動するNGOなども少ない。そういった背景からAARは、VTCを開校し、新聞などにも広告を掲載した上で、年3回訓練生を募集。

全寮制で3か月半もの職業訓練が行われるほか、課外活動の一環として英語、日本語のクラスも実施。各コースなどにおける技能習得以外にも、地域との交流や社会貢献も行い、卒業生の社会的・経済的自立につなげている。

(画像はAAR Japan ホームページより)


外部リンク

AAR Japan 支援者のご紹介
https://www.aarjapan.gr.jp/supporter/2019/0708_2782.html

AAR Japan 活動詳細(障がい者のための職業訓練学校)
https://www.aarjapan.gr.jp/activity/myanmar/detail1.html

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