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2019-06-27 19:45

経済

国際資源開発に関するEITI閣僚級会合に資源・自然保護省大臣が参加

EITI
資源開発に関する資金フローの透明性を高める
6月18日から19日まで、パリのOECDカンファレンスセンターにおいて、採取産業透明性イニシアティブ(EITI)の閣僚級会合が開催され、資源・自然保護省のU Ohn Win大臣が参加した。

EITIとは、石油・ガス・鉱物資源等の開発に関わる採取産業から資源産出国政府への資金フローの透明性を高めることを通じて、腐敗や紛争を予防し、成長と貧困削減に繋がる責任ある資源開発を促進するという多国間協力の枠組みである。

開会式では、国際EITI理事長のFredrik Reinfeldt氏とフランス外務省のJean-Baptiste Lemoyne大臣が、開会の言葉を述べた。

参加者は、17日に行われた第43回国際EITI理事会会議で承認されて正式に公表されたEITI規格について話し合った。また、採掘産業の透明性、現代の状況への変化、そして将来の課題についても議論した。

その後、U Ohn Win大臣は、EITI閣僚級会合に参加した52ヶ国における採掘産業の透明なプロセスや、報告を見た後に直面した課題、それらの長所と短所について質問をした。

加盟国になるための施策について意見交換
午後、U Ohn Win大臣は、Fredrik Reinfeldt理事長と非公式に会談し、ミャンマーがEITIに加盟するための適格性について話し合った。

閣僚級会合の2日目に、U Ohn Win大臣は、透明性に関するリーダーシップの発揮という議題で、EITIステークホルダーフォーラムにおいてスピーチを行った。

その中で、U Ohn Win大臣は、ミャンマーの採掘産業における透明性の実現、情報を公衆へ共有すること、現在の世代とこれからの世代に向けて最大の利益を生み出すこと、地域住民の生活と環境への影響を最小限に抑えること、これらすべてを国際基準に準拠して行うことに対する、ミャンマーのコミットメントについて語った。

6月19日に、大臣は、インドネシアのエネルギー鉱物資源省の副大臣であるAkhmad Syakhroza博士が率いるインドネシアのEITIグループ、天然資源ガバナンス機構のDaniel Kaufmann会長と、それぞれ会談した。

会合では、彼らは、ミャンマーがEITI加盟国になるためのインドネシアの支援について話し合うとともに、提案と技術援助、国際的な経験について意見交換した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/22/06/2019/id-18151

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