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2019-05-10 05:15

社会

ミャンマーの教育省が夏休みの短縮を発表 学生や先生への影響は?

夏休み
夏休みを4月と5月の2か月に短縮 過酷な試験と暑さも
ミャンマーの教育省が夏休みの短縮を発表したことを受け、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、学生や先生への予想される影響を、5月9日のシャンティブログで紹介した。

今まで同国における夏休みは、3月から5月の3か月間であったが、今後は4月と5月の2か月間のみとなる見込みだ。多くの先生から、過酷な暑さで集中できないという声が上がっている

また、合格率が国平均およそ30%となっている超難関試験「大学入学資格試験(兼高校卒業試験)」が、4月にずれ込む可能性もあり、4月の暑さの中で、更に過酷な試験になることが想定される。

教員研修も夏に実施 教育課程の改善も必要
また、「JICA初等教育カリキュラム改訂プロジェクト」によって、以前より長くなっている教員研修も夏に実施されるほか、シャンティも図書館事業の準備を、夏休み期間に行っている現状がある。

授業期間がおよそ8か月のミャンマーは、日本のおよそ10か月のと比べ短い。夏休みを短縮するなど授業時間の確保も必要だが、シャンティは教員不足の課題や、各種行事準備や自習といった時間をなくすなど、教育施策の改善もしていくべきとの見解を示した。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=33446

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