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2020-05-27 17:30

社会

フォトジャーナリスト・川畑嘉文さんが難民キャンプでの邂逅を写真とともに紹介

難民キャンプ
難民キャンプからでたいと口にするモーゼさん
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、フォトジャーナリスト・川畑嘉文さんが難民キャンプでの邂逅を写真とともに、5月25日のシャンティブログで紹介した。

教育文化支援を行うアジア各地の様子を川畑嘉文さんが写真で紹介するコーナー「ファインダーをのぞいて」では、今回「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの邂逅」がテーマになった。

川畑嘉文さんは、ミャンマー軍の強制労働から逃れメラキャンプで暮らしていたモーゼさんと2008年に出会い、「ここでの生活に意味などないよ。」という言葉を聞いた。図書館で子どもの日のイベントも開催され、その様子も写真に収めた。

「日本への恨みはない」、「過去はもう忘れた」と笑顔も
メラキャンプで生活しているモーゼさんは第2次世界大戦中、イギリス軍に協力しており日本兵捕虜の監視が任務だった。今は母国を侵略した日本への恨みはないとしており、過去はもう忘れたとして笑顔を向けてくれた一方で、現状の話を聞くと難民キャンプからでたいと苦しい胸のうちを口にしていた。

「ファインダーをのぞいて」は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.303 (2020年冬号)」に掲載された内容だ。同ニュースレターは、会員・アジアの図書館サポーターを対象に年4回郵送している。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=38419

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