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2020-05-30 22:15

社会

WWF、ミャンマーで緊急コロナウイルス対策活動を実施

WWF
現地のほかのNGOや政府と連携して対策活動を実施
世界自然保護基金(WWF)の自然保護室・森林グループ所属の古澤 千明氏が、ミャンマーから届いた緊急コロナウイルス対策活動のレポート内容を、5月26日にスタッフブログで紹介した。

経済的に貧しいミャンマー南部の農村地は医療体制もぜい弱で、新型コロナウイルスに備えるのは難しい環境となっている。WWFはそこで森林保全のプロジェクトを展開しており、森を守りながら持続可能な方法で天然ゴムを生産することを目指している。

重要なパートナーである天然ゴム加工工場が、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で操業停止となっている中、WWFは現地のほかのNGOや政府と連携して対策活動を開始した。

国境や村の入り口に検疫所を設けて症状の確認などを実施
WWFは緊急コロナウイルス対策活動において、「国境や村の入り口に検疫所を設置し症状の確認」や「ぜい弱な医療体制支援のためにボランティアを募集しトレーニング」、「感染者との接触者の追跡」などを行っている。

地域コミュニティが設置した検疫所にも簡易ベッドが用意され、緊急で作られた検疫所でボランティアの募集を行ったところ150人以上が集まった。

これらの活動は応援してくれる人からの支援で成り立っているものもある。WWFは今後も活動が行えるように、引き続き支援を呼びかけている。

(画像はWWF ホームページより)


外部リンク

WWF スタッフブログ
https://www.wwf.or.jp/staffblog/activity/4325.html

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