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2020-03-19 15:30

経済

ミャンマーの縫製工場で使用する原材料が中国からヤンゴン空港に到着

縫製工場
原材料不足であった縫製工場に供給
3月17日、ミャンマーの縫製工場が使用する15トンの原材料を積んだ貨物機がヤンゴンに到着した。

新型コロナウィルスによる危機の中で、国の縫製産業への影響を軽減するために、商業省、ミャンマー縫製業協会、在ミャンマー中国大使、中国商工会議所は協働して、委託加工(CMP)システムの下で、ムセの国境検問所経由で1日あたり50車両、あるいは空輸により、地域の縫製工場へ原材料を輸入している。

貿易局のU Min Min局長によると、今回輸入された原材料は11の縫製工場に迅速に供給される。

ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)とミャンマー縫製業協会の事務局長であるDaw Khaing Khaing Nwe氏は、「未加工の商品は、明日、通関手続き後に工場へ送られる。より多くの原材料が、まもなく到着するだろう。」と述べた。

海路、陸路、空路で原材料を輸入
中国繊維縫製協会のU San Khun会長は、「我々は、海路、陸路、空路で原材料を輸入している。飛行機の輸送コストは高いが、この方法は非常に効率的で遅れなく商品を供給するのに役立つ。」と述べた。

一方、ミャンマー縫製業協会のU Myint Soe会長は、次のように説明した。
「これは、中国のビジネス担当者、両国政府、商業省、税関当局間の協力の結果である。約20の縫製工場が原材料の不足により閉鎖していたので、今回の輸入によりミャンマーの縫製産業における失業率が低下するだろう。」(プレスリリースより引用)

ヤンゴンには400以上の縫製工業があり、約50万人の雇用が創出され、労働者のほとんどは若い女性である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/18/03/2020/id-21170

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