ミャンマーニュース

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会（以下、シャンティ）のミャンマー国境支援事業事務所スタッフ・中原氏が、タイ・ミャンマー国境での活動内容などを、2019年12月28日のシャンティブログで報告した。

同氏は、タイのメーソット市内から近いメラ難民キャンプに訪問し、厳しい生活環境に変化は感じられなかったものの、携帯電話を持つ人が増えたことに気づいた。また、カレン州では、「雇用機会が少ない」や、「自由がない」などといった理由から、難民キャンプから帰還してきた人もいたとしている。

シャンティは2019年11月、カレン州にCRCを開所。本などを用意した児童・大人向けの空間や、研修・会議を行うスペースを用意、また多目的ホールも併設した。現在は、帰還者を含め、多くの人に集まってもらうため、関係者との連携の在り方を考えている最中だ。

同氏は、コミュニティー・リソース・センター（CRC）という「場作り」の活動を通じて、紛争という過去の苦痛を和らげ、多くの人が集う場になることを願い、平和な種が育むように頑張っていきたいとしている。

（画像はシャンティ ホームページより）

外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=36612