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2020-07-31 10:00

社会

アメリカ、ミャンマーへの追加支援で9万ドル相当の個人用保護具を寄付

アメリカ大使館
ミャンマーの公衆衛生に対する長年の取り組み
在ミャンマー アメリカ大使館は、アメリカ政府が、新型コロナウィルス感染拡大の緩和および防止のために、ミャンマーに9万ドル相当の追加支援を行うことを発表した。

アメリカは、これまで、健康と人道的な支援のための資金として1,850万ドルを提供したが、さらに、国防総省を代表して、George Sibley 大使から、9万ドル相当の個人用保護具(PPE)の寄付を行った。

新型コロナウィルスのパンデミックに際して、このアメリカからの支援は、ミャンマー国民の健康を改善するという、アメリカの長期的な取り組みを反映している。アメリカは、ミャンマーの新型コロナウィルス対応に対する、最大の援助国の1つである。

George Sibley大使は、次のように説明した。
「ミャンマーは、世界の他の地域と同様に、公衆衛生への対応に注力して今まで大きな成功を収めてきており、アメリカは、ミャンマーの確固たるパートナーおよび支援者として、新型コロナウィルス対策に1,850万ドルを超える支援金を提供してきた。今回の寄付も、ミャンマーにおいて新型コロナウィルスと闘い、救命のサポートをすることを助けるアメリカの取り組みの一環である。こうした貢献は、ミャンマーの公衆衛生に対する長年の取り組みに基づいている。」(プレスリリースより引用)


これまでも多くの医療用具を提供
これまでアメリカがミャンマーにおける新型コロナウィルス対策に関して行ったサポートとしては、まず、3月6日に、31,500枚の医療用マスク、1,500枚のフェイスシールド、フェイスマスク、医療用ガウン、靴カバー、1,000個の安全ゴーグルが、アメリカ国際開発庁(USAID)を通して保健・スポーツ省へ贈られた。

また、多国間新型コロナウィルス支援基金であるAccess to Health Fundを通したサポートとして、350の医療施設と地域の検疫センターを支援しており、地域ベースの疾病監視によって、支援が135,000人に届くことを推進している。

3月初旬には、世界保健機関(WHO)に対するUSAIDの支援とともに、ミャンマー国立保健研究所による最初のサンプルテスト3,000例および新型コロナウィルス感染者と濃厚接触者の追跡に関するサポートも行われた。

アメリカはまた、アメリカ軍医学研究所(AFRIMS)、アメリカとタイの共同研究機関、および他の支援者を通じて、ミャンマー国立保健研究所にテストキットと供給品を提供している。

(画像は在ミャンマー アメリカ大使館より)


外部リンク

在ミャンマー アメリカ大使館 プレスリリース
https://mm.usembassy.gov/

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