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2018-07-05 06:30

経済

McDermott社、Shweオフショアガス田開発に関してポスト大宇と契約を締結

ガス田
コスト効率と生産性の高いソリューション
McDermott International社(以下、McDermott社)とGE Baker Hughes社(以下、BHGE社)は、ミャンマー西部にあるShweオフショアガス田開発の第2段階に関して、韓国のポスト大宇と契約を締結した。

McDermott社が率いるコンソーシアムは、2017年に、概念設計(FEED)の入札に参加した。その後、エンジニアリング・調達・建築・設置・試運転(EPCIC)の入札に成功し、このプロジェクトへの参加が決定した。

EPCICは、水深85メートルから142メートルの間における8つの海底坑井の開発に向けた、石油・ガス用海底生産システム(SURF)と海底石油生産システム(SPS)をカバーしている。また、新しい海底施設と既存のShweプラットフォームを結び付けるための未利用土地改修も含む。

McDermott社、アジア太平洋担当シニアバイスプレジデントであるIan Prescott氏は、次のように述べた。
「McDermott社とBHGE社の戦略的提携は、海底開発における2つのリーダー企業を組み合わせたものとなります。我々は共同で、顧客に対し、包括的で費用対効果の高い、先進の技術ソリューションを提供します。アジアにおける大規模で複雑なEPCICプロジェクトを実行するうえでのMcDermott社が持つ専門知識によって、この重要なガス田開発の次段階における確実性を実現します。」(プレスリリースより引用)

一方、BHGE社、海底石油生産システム&サービスの副社長であるGraham Gillies氏は、次のように説明した。

「コスト効率と生産性は、顧客の最優先事項であり、彼らが必要なソリューションを提供するために、産業をまたがったパートナーや、我々が働く方法が根本的に変更されています。ポスト大宇と提携し協働することを通して、コンソーシアムは、最適なソリューションを提供できます。これは、顧客の早期の提携、標準化された技術ソリューション、プロジェクト実行の効率性を通して、コンソーシアムの価値が創成されることを表しています。」(プレスリリースより引用)


コンソーシアムでShweガス田を開発
McDermott社は、マレーシアのクアラルンプールでプロジェクト管理とエンジニアリングのための地域センターの卓越性を活用して、未利用土地改修と、SURFのEPCICを実施する予定である。SURF構造と生産マニホールドは、アジア太平洋地域で製造される。

そして、McDermott社は、シンガポールを本拠地とするBHGE社のツールサポートと、現場サービスエンジニアリングによって、設置と試運転の段階を実行する。SURFおよびSPSコンポーネントの設置は、Derrick Lay Vessel 2000を含むMcDermott社の最先端パイプライン設備を使用して行われる。

同社のポートフォリオは、大規模な契約に分類されるとともに、2018年第2四半期の残高に反映され、契約の最終納品は2022年に予定されている。

Shwe地域の開発は、ミャンマー、ベンガル湾のブロックA-1とA-3にあるShweとShwe Phyu、Myaのオフショアガス田で構成されている。このプロジェクトは、ポスコ大宇が運営しており、ポスコ大宇、ミャンマー石油ガス会社、石油天然ガス会社のVidesh社、インドガス公司、韓国ガス会社の5社のコンソーシアムによって開発されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

McDermott Press Releases
http://www.mcdermott-investors.com/

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