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2018-05-17 23:45

社会

マンダレー地域で、没収農地が所有者へ返還

マンダレー
引き続き返還に尽力
5月14日、マンダレー地域のMyitthaにおいて、U Henry Van Thio副大統領が確認する中、120ヘクタール以上の没収された農地が元の所有者に返還された。これで、返還された農地は、2,156エーカーとなった。

防衛省によって没収されていた農地を53人に返還する式典において、U Henry Van Thio副大統領は挨拶を行い、農業部門の開発努力の一部として没収した農地を引き続き返還するよう主張した。

さらに、副大統領は次のように述べた。
「一部のケースでは、関係省庁が農地を放棄したにもかかわらず、土地の所有権争いや不法行為の問題によって、所有者に農地を返還することが遅れる要因になっている。」(プレスリリースより引用)

また、没収農地の問題を迅速に検討するために、関連する省庁の副大臣で構成された4つの作業委員会が、地域や州で作業を行い、摘発された農地問題の解決を支援している。

そして、副大統領は、農家に土地を他者に売却しないように要請し、政府が地域の契約栽培や農作物の卸売市場を確立しようと尽力していることから、社会経済開発の光明がさしていると確信していると語った。

増加する米輸出額
米輸出のトップ国の1つであるミャンマーの今年度の米輸出は、300万トンを超え、70年以上で最も高い水準にある。2017-2018年度の農産物輸出額は30億ドル以上、同年度の米輸出収益は11億ドル以上に達し、農業所得の37%以上を占めている。

副大統領は、農民が国内の食糧供給のために作物を栽培するだけでなく、輸出用に市場性のある作物を栽培するように促した。

昨日の式典では、マンダレー地域首相のU Zaw Myint Maung博士が、見直し農地と没収土地に関するマンダレー地域委員会の長官という立場で、マンダレー地域における土地没収問題の解決と農民への土地返還の進展について報告を行った。

その後、中央司令部の農業と家畜飼育地のSein Lin Tun氏は、没収土地の解放に関する文書を、Myitthaにある一般管理部門の職員に渡した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/16/05/2018/id-13488

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