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2018-05-14 20:45

社会

サイクロン・ナルギスから10年 社会福祉救済復興省がメモリアル式典を開催

サイクロン・ナルギス
メモリアル式典&防災啓発イベントに参加 5月2日で10周年に
日本国内やミャンマー、バングラデシュなどで、「コミュニティベースの災害リスク管理」や「防災と環境教育」、「コミュニティベースの気候変動への適応」などの分野で活動を続ける特定非営利活動法人SEEDS Asia(以下、SEEDS Asia)が、サイクロン・ナルギスの10周年メモリアル式典に参加したと、5月7日のプレスリースで発表した。

サイクロン・ナルギスの発生から、5月2日で10年を迎えたことに合わせ、社会福祉救済復興省が主催で、メモリアル式典並びに防災啓発イベントがエヤワディ地域の中心都市パテインで開催された。SEEDS Asiaや国連、支援団体に加え、地域住民、教員、生徒など、幅広い市民が参加している。

多くの死亡・行方不明者をだす惨事に 災害記録や遺構を紹介
2008年にミャンマーを襲ったサイクロン・ナルギスによる死者・行方不明者は、およそ14万人にもなった。津波や高潮、洪水などのリスクも高い国であるうえに、最近では気候変動や森林伐採の影響による地滑りや竜巻被害も多く確認されている。

SEEDS Asiaは同式典及びイベントにおいて、「よりよい復興に向けた歴史からの学び」をタイトルにして、世代を越えて防災メッセージを届ける日本の災害記録や、遺構の紹介したほか、移動式防災教室の教材の展示も行った。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

SEEDS Asia プレスリリース
http://www.seedsasia.org/

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