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2018-04-24 21:00

社会

【ミャンマー】デルタ地帯に5つの水門建設、二期作が可能に

水門建設
デルタ地帯を有効活用
ミャンマー情報省によると、同国エーヤワディ地方域(Ayeyarwady Region)を流れる2つの河川の間にある島に水門を建設することで生まれた広大な土地で、年2回の水田栽培が可能になったという。

水門が建設されているのは、同地方域ラブッタ県(Labutta District)のデルタ地帯を流れるYway川とPyamalok川の間にある5つの島で、現在、海水を含まない7,500エーカー(東京ドーム約652個分)という広大な土地が二期作として使用可能である。

7,500エーカーのうち2,500エーカー(東京ドーム約217個分)は、灌漑システムを用いて夏の水田栽培が行われているという。

地元の農民は、
「水門のお陰で、我々の水田は害虫や海水から守られている」(プレスリリースより)
と喜びを語っている。

地元住民の生活改善に
灌漑・水利用管理部門によると、プロジェクト全体で4万5,000エーカー(東京ドーム約3,912個分)という広大な土地が確保されるという。

同プロジェクトで二毛作あるいは三毛作が可能になれば、地元住民の経済的、健康的、教育的および社会的条件の改善に役立つばかりか、地域は急速な進歩を遂げることになるだろう。

国民から集めた税金は、このように有益に使ってもらいたいものだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/

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