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2018-04-15 05:00

社会

ミャンマー兵士7人、ロヒンギャ殺害で懲役10年

ロヒンギャ殺害
10年間の強制労働も
イスラム系少数民族ロヒンギャが暮らすミャンマー・ラカイン州インディン村で昨年9月にロヒンギャ10人を殺害して逮捕された国軍兵士7人に、懲役10年の刑が言い渡されたという。

ミャンマー国軍がミン・アウン・フライン(Min Aung Hlaing)最高司令官のFacebookページに声明を掲載したことで明らかとなった。

声明によると、国軍により内部調査が行われ、4人の幹部兵士と3人の非幹部兵士が軍事裁判所で有罪判決を受けたという。

4人の幹部兵士は国軍から非難された上、恒久的に解雇され、3人の非幹部兵士も階級を最下位である兵卒に降格され、恒久的に解雇された。また、7人全員が遠隔地の刑務所で10年間の強制労働も宣告されている。

殺害の取材記者は未だ拘束の身
昨年12月にミャンマーで逮捕されたロイター通信のミャンマー人記者Wa Lone氏とKyaw Soe Oo氏の2人は、兵士によるロヒンギャ殺害の同事件を取材しているとき、国家機密法違反の罪で拘束された。

ロイター通信は2月、同記者2人の署名入りで巨大墓地や殺害に関する記事を掲載。これにより、国軍は兵士が殺害に関与したことを認めている。

ロイター記者の弁護団体は棄却を要請していたが、裁判所は11日に棄却の申し入れを却下したという。

(画像はBBCより)


外部リンク

Myanmar soldiers jailed for 10 years for Rohingya killing
http://www.bbc.com/

Seven Myanmar soldiers jailed for Rohingya killings uncovered by reporters
https://edition.cnn.com/

Seven Myanmar soldiers sentenced to 10 years for Rohingya massacre
https://in.reuters.com/

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