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2018-03-30 19:00

経済

ミャンアウン郡のMa Myaダム、近郊の村へ電力を供給

ダム
電力供給と灌漑で国民に利益
灌漑水利用管理部門の第9建設部によると、エーヤワディー地域のミャンアウン郡にあるMa Myaダムは、近郊の農村部に対し電力と灌漑水を提供している。

担当部門の職員であるU Khin Maung Thanは、次のように説明した。
「過去に、農民たちは、農作物の栽培のために雨水に頼らざるをえなかったが、ダムによって、夏期の水田に水を供給し、モンスーン時の水田に追加の水を供給することができる。ダムは、3つの方法で国民に利益をもたらしている。雨期には洪水を防ぎ、夏期の水田には水を供給し、近郊の農村部のために電力を創成している。」(プレスリリースより引用)

Ma Mya川におけるダムの建設は、2001-2002年度に開始され、2007年に完了した。ダムは、8,369エーカーの灌漑能力を持ち、ミャンアウン郡における4,369エーカーと、Ingapu郡における4,000エーカーの水を提供するように調整されたもので、2005-2006年度に夏期の水供給を開始している。

近郊の多くの村に電力を供給
ミャンアウン郡のMyinwartaungに住むU Mya Oo氏は、次のように述べた。
「私たちの村は大規模で、200人以上の生徒がいる提携の学校もある。以前は、太陽光照明を使用していたこともあったが、太陽光照明は高価であるので、誰もが購入することはできなかった。電力はそれよりも進歩している。」(プレスリリースより引用)

また、第9建設部のエンジニアであるU Zeya Thein氏によると、250キロワットのタービンから、近郊のおよそ1,000以上の世帯に電力を供給するように取り組んでおり、現在、300世帯の村にも電力を供給している。さらに、ダムは、修道院や学校、警察署、森林局にも電力を届けている。

また、2014年には、ダム近郊に位置する村に電力を供給するための小規模発電所も建設した。それは、今、320世帯があり1,000人以上の人口を持つミャンアウン郡のMyinwartaung村に電力を供給している。

さらに、Wingaba村、Nyaungkhon村、Kanbe村に電力を供給する準備も進められている。ダムは、ミャンアウンとIngapu郡において、目標の1,490エーカーに対し、1,530エーカーの水田において、夏期の灌漑を行っている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/26/03/2018/id-13052

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