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2018-03-24 07:00

経済

カンボーザ銀行、通信機器メーカーのHuawei社と提携

カンボーザ銀行
デジタル金融エコシステムを構築
ミャンマー最大手の民間銀行であるカンボーザ銀行は21日、包括的なデジタル金融エコシステムを構築するためにHuawei社と提携することを発表した。

これにより、ミャンマーの国民に対し、金融へのより強いアクセスを提供し、銀行を通じて生活の質を向上させていく。

カンボーザ銀行の最高経営責任者(CEO)であるMike DeNoma氏は、次のように述べた。
「ミャンマーでは、人口のわずか10%の人しか銀行口座を持っておらず、30%しかグリッド電力を利用できませんが、90%の人がスマートフォンを持っています。我々の夢は、すべての関係者と協力して、10年以内に、携帯電話を通じて、金融への取り込みを実質的に100%とすることです。我々は、Huawei社とともに、ミャンマーにおいてデジタル金融エコシステムを構築する機会を得たことを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)

この提携の発表は、ミャンマーにおけるカンボーザ銀行のイノベーションと変革に向けた取り組みの一部である。

カンボーザ銀行のU Aung Ko Win会長は、「この提携がミャンマー全体をさらに強化するものであることを信じる、そして、ミャンマーが大きな変化を遂げており、これにより素晴らしい機会が提供されている、カンボーザ銀行で、この変化が推進されることを誇りに思う。」と語った。

デジタル経済の発展で生活水準向上
一方、HuaweiミャンマーのCEOであるZhang Liman氏は、「ミャンマーは最も早く成長を遂げている国の1つであり、新興産業の発展のために有望な見通しがある。ミャンマー最大の商業銀行であるカンボーザ銀行は、デジタル変革を強く望んでおり、我々は、一緒に、ミャンマーにおける金融の取り込みを推進し、革新的で新しい金融技術を通してミャンマーの人々の生活水準を向上させ、デジタル経済の発展を推進することができると信じている。」と説明した。

カンボーザ銀行の発表によると、研究開発と最先端技術の開発におけるHuaweiの強みを認定して活用することで、カンボーザ銀行は、ミャンマーの人々にとってより大きな価値を生み出すと見ている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/21/03/2018/id-13019

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