• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • 中規模地震でミャンマーのパゴダや建物が損傷
2018-03-11 23:15

社会

中規模地震でミャンマーのパゴダや建物が損傷

地震
複数の倒壊被害が明らかに
ミャンマーで3月8日午前3時45分頃、マグニチュード5.5の地震が発生し、首都ネピドー(Nay Pyi Taw)にあるパゴダや建物が損傷したことがわかった。

気象・水文学部門(Department of Meteorology and Hydrology)の発表によると、震源地は首都ネピドーの北西約19kmの地点で、地震の深さは10kmだったという。

この地震の影響で、ネピドーのMau Lay Bin村にある高さ16.7mのパゴダが倒壊し、Oaktara thiri郡区Moe Swe村にある高さ13.7mのMoekaung Ywar Laeパゴダの基部が破損。

さらに、約2.8mの衛星塔も倒壊した上、村にある診療所の壁も一部倒壊した。

ネピドーで暮らす公務員の家族らは、地震発生時にすぐ目を覚まし、安全のため屋外に避難したが、再び地震に襲われることがないと確信できるまで屋内に戻らなかったという。

ミャンマーの地震
ミャンマーでは頻繁に地震が発生するため、5つの大きな地震区域と約40の小さな地震区域にわけられている。

また、マグニチュード1から4.9の地震は小地震、マグニチュード5から5.9の地震は中地震、マグニチュード6から7.5の地震は大地震、マグニチュード7.6以上は巨大地震に区分されるという。

ミャンマーの中央部を縦断しているサガイン断層(Sagaing Fault)は横ずれ断層であるため、より多くの損傷を受けやすい。

ネピドー、サガイン、マンダレー(Mandalay)、バゴー(Bago)などの大きな街はサガイン断層沿いに位置しているため、大きな揺れを受けると災害に直面するという。

(画像はTHE GLOBAL NEWS LIGHT OF MYANMARより)


外部リンク

A village pagoda damaged after earthquake in Nay Pyi Taw
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/

Moderate quake hits Nay Pyi Taw, damages pagodas and buildings
http://www.elevenmyanmar.com/


Moderate earthquake destroys some pagodas in Myanmar's Capital
http://www.xinhuanet.com/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook