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2018-03-09 07:45

社会

ミャンマー&バングラデシュの国境で足止めに 難民の保護を訴える

UNHCR
2017年8月末から「不毛の地」に足止めされる難民の保護を
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ミャンマーとバングラデシュの国境で足止めになっているロヒンギャ族難民について、3月5日のプレスリリースで保護を訴えている。

ミャンマーにおける暴力から居場所をなくした難民が、2017年8月末から、ミャンマーとバングラデシュの国境にある「不毛の地(no man’s land)」と呼ばれる場所で足止めになっており、UNHCRはこの難民に対して保護など、何らかの行動を起こすべきだと訴えている。

ラカイン州全土で人道支援が行えるように要請も 難民に自由を
UNHCRは、難民は亡命を求めたり、適切な状況下において、帰還を求めたりする権利を持っていると指摘。難民として助けを求めている人には安全を保証し、保護する必要があるとしたほか、帰還に関しては、情報に基づいて自主的かつ、自由な選択ができる環境でなければならないとした。

また、UNHCR及びそのバートナー団体などが、ラカイン州全土で人道支援が行えるように、ミャンマー政府に対し、継続的にアクセスの許可を求めていくとしている。

(画像はUNHCR ホームページより)


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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