ミャンマーニュース

ミャンマー情報省によると、同国連邦議会のMahn Win Khaing Than議長が3月3日にシャン州パオ自治区のロング・ヘイ基礎教育中等学校（Long Hey Basic Education Post-Primary School）の開校式典に出席したという。

この中等学校は、ミャンマー国境省と日本財団（Nippon Foundation）によってシャン州に建設された300校目の学校になる。

式典には、イェー・アウン（Ye Aung）国境大臣やミョー・テイン・ジー（Myo Thein Gyi）教育大臣など連邦政府の代表をはじめ、シャン州の要人が出席。

また、笹川陽平日本財団会長や在ミャンマー日本国大使館経済開発援助担当、慈善団体関係者なども出席し、1,000人以上の民族が集まったという。

式典は要人らによるリボンカットではじまり、その後、出席者は学校内を見学した。さらに、学校の所有権の譲渡も行われたという。

イェー・アウン国境大臣はスピーチで、日本財団が2002年よりミャンマー国内で学校建設の支援プロジェクトを行っていることを紹介し、シャン州とカヤ州でさらに支援プロジェクトを拡大し、約120校の学校を建設する計画があることを明かした。

また、笹川会長はミャンマーの教育開発、国民和解、平和活動を支援する日本財団の活動について説明。日本国大使館経済開発援助担当は学校の保全と子どもの教育水準の向上を促した。

シャン州首相とパオ・ナショナル・オーガナイゼーション（Pa-O National Organization）の代表は、日本財団をはじめとするシャン州の教育セクター発展に貢献する慈善団体に感謝を示したという。

なお、日本財団によると、2018年2月時点で、2002年以降にミャンマー国内で460校の学校を建設している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/

在ミャンマー日本国大使館
http://www.mm.emb-japan.go.jp/