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2019-02-01 00:00

経済

日本のノウハウがミャンマーの都市化に貢献

ヤンゴン
2019年1月24日、ヤンゴンの都市開発に取り組んでいる大澤四季氏が、首相官邸のホームページで紹介された。

大澤四季氏は2015年、ミャンマー有数の不動産開発会社ヨマ・ストラテジック・ホールディングスに入社した。約9000人の社員が在籍しているが、大澤四季氏が唯一の日本人で、唯一の不動産開発プランナーとして活躍中だ。

大澤四季氏は、ミャンマー最大の都市である、ヤンゴンを「住む人にとっても世界から見ても、魅力あふれる都市にする」ことを目指している。

急激に都市化が進むミャンマー
ミャンマーでは、都市化が急激に進んでおり、ヤンゴンの人口は今後数十年のうちに倍増すると言われていまる。これほどの急激な都市化には、きちんとした都市整備計画が必要だ。

JICA(国際協力機構)の支援により、ヤンゴン都市圏における、今後30年の成長を見越した都市整備計画(マスタープラン)が策定された。

日本の大規模な都市計画のノウハウ(環境への配慮、公共交通を利用したまちづくりなど)が、ミャンマーの都市化に大きく貢献している。無計画な都市計画は、住宅や雇用の不足によるスラム化、交通渋滞や麻痺、大気汚染など、深刻な状態をもたらす。

ミャンマーの人々の暖かさ
大澤四季氏が初めてミャンマーを訪れたのは2007年、ミャンマーの人々の暖かさに魅了された。「日本で会ったミャンマーの人々は、本当に穏やかでやさしかった。ミャンマーで会った人々も皆、お節介なまでに親切でした。」と、大澤四季は当時の印象を語る。

それから、ますますミャンマーの魅力にはまっていった大澤四季氏は、「ミャンマーの人々の為に自身のキャリアを使いたい」と思うようになる。

(画像は首相官邸のホームページより)


外部リンク

首相官邸のホームページ
https://www.kantei.go.jp/

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