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2018-12-28 01:00

政治

ミャンマー北東部における軍事行動の全面停止で和平への希望

ロヒンギャ
少数民族に対する軍事行動の全面停止
2018年12月21日から2019年4月30日までの期間、ミャンマー連邦共和国国軍司令官は、ミャンマー北東部における軍事行動の全面停止を宣言した。

この地域では、ミャンマー国軍は少数民族武装勢力に対して、軍事行動を行なってきた。

日本政府は、ミャンマー連邦共和国国軍司令官の宣言を歓迎しており、ミャンマーの少数民族和平へ向けた前向きな動きとして捉えている。

インド太平洋地域の平和と安定
インド太平洋地域の平和と安定の為に、ミャンマーも和平と国民和解の実現は、不可欠である。日本政府はこれまで、停戦の実現を目指して取り組んできた。

笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表を先頭に、停戦に向けてミャンマー政府と国軍、少数民族武装勢力に対して、強く働きかけてきた。

今回、ミャンマー国軍が軍事行動を全面停止したことで、恒久的な停戦と和平につながることを、日本政府は願っている。そして、速やかな現地への人道アクセスの確保と人道状況の改善を期待している。

カレン州やモン州等、停戦が既に実現している地域において、日本政府は日本財団等の日本のNGOと協力しながら、支援を行ってきた。

インフラ整備(住居や学校、医療施設等)、農業技術支援、住居電化等の復興開発支援をつうじて、住民の生活向上と帰還民の再定住に取り組んでいる。

(画像は外務省のホームページより)


外部リンク

外務省
https://www.mofa.go.jp/

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