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2018-11-19 19:00

社会

レッドバード、ミャンマーを訪問し日本全国から寄付された子ども用靴500足を贈呈

レッドバード
裸足で生活する子どもたちに靴をプレゼント
一般社団法人レッドバードは、日本財団で推進されている「HEROs ACTION」の一環で、ミャンマーの学校への遊具贈呈と野球教室開催が行われるのに合わせて、レッドバードの鳥谷理事と荷川取理事がミャンマーに行き、靴500足を贈呈してきたことを報告した。

レッドバードでは、日本国内で、家庭にある履かなくなった子ども用の靴、もしくは未使用の文房具の寄付を募り、「必要とされる国」へ届ける活動を行っている。

今回は、ミャンマーのセイップニー小中学校と日本人学校を訪問し、また、在ミャンマー日本国大使公邸にも招待されて訪問した。

セイップニー小中学校は日本財団の支援で建設された学校で、今回は学校の校庭に建設し完成した遊具の贈呈式が行われた後、鳥谷理事と荷川取理事が、靴の履き方を知らない子どもたち一人一人に靴を履かせていった。

靴をもらった子どもたちは屈託のないとびきりの笑顔で手を合わせ一礼した後すぐに遊具や校庭へと駆け出して行った。

楽しい学校で児童労働を抑止
その後、プロ野球阪神タイガースの選手でもある鳥谷理事が、持参していたグローブとボールで子どもたちとキャッチボールをした。野球というスポーツを知らない子どもたちであったが、鳥谷理事がその場でボールの投げ方を教えると、みるみる上達し、和気あいあいとした雰囲気でスポーツ交流をすることができた。

また、日本財団が贈呈した遊具にも子どもたちが群がり、滑り台、ブランコ、シーソーなど5種の遊具それぞれから列が途切れることはなかった。

この付近に遊具がある学校はなく、今回進呈した靴や遊具を子どもたちが楽しんでくれて「学校に行きたい」と思ってもらうことは、児童労働から子どもたちを学校に戻すモチベーションやきっかけになる。

野球教室でスポーツ交流も
翌日はヤンゴン近辺にある日本人学校で野球教室を行い、ヤンゴンで野球を頑張っている子どもたちに加え、ヤンゴン郊外にある孤児院ドリームトレインの子どもたちも参加した。

入り混じってキャッチボールや守備練習、ティーバッティングをすることで、言葉は通じなくても同じ方向を向いて打ち解けられるという、スポーツの力が改めて感じられた。その後、鳥谷理事のティーバッティング実演が行われ、手加減なしの本気振りに子どもたちや見守る大人たちもスイングスピードや衝突音に興奮した様子であった。

レッドバードでは、今回のミャンマー訪問も、日本全国からの好意と支援で集まった靴を無事に子どもたちに届けることができ、子どもたちの喜ぶ顔から元気をもらった旅となったとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

一般社団法人レッドバード
http://www.redbird.or.jp/action.html

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