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2018-11-23 03:00

社会

エーヤワディー地域のKyaiklat変電所で開設記念式典

エーヤワディー
エーヤワディー地域に十分な電力を供給
11月17日、エーヤワディー地域のKyaiklat変電所において、HlinethayaからKyaiklatまでの52.26マイルの電力線と、同変電所の開設を祝う式典が開催された。

U Win Khaing大臣は、次のように語った。
「HlinethayaからKyaiklatまで、230KVの52.26マイルの電力線を敷設したことは、Kyaiklat変電所建設の一部であり、これにより、エーヤワディー地域のMaubin、Kyaiklat、Dedaye、Pyapon、Bogale、Mawlamyinegyunに向けて十分な電力を供給することとなった。この電力線とKyaiklatサブステーションの建設は、2014-2015年度に開始され、およそ4,290万ドルの費用で行われたものである。」(プレスリリースより引用)

さらに、カウム郡区のNat Ye Dwin村、Talot Htaw村、Takupon村、Ma Se Sate村への送電が完了した。プロジェクトのための資材は、陸路と水路で輸送され、河川の中の電力変換塔は、道路から遠い場所に建設された。

したがって、多くの困難はあったが、河川の上の送電線は適切に設置された。

こうした努力により、2018年6月28日から、電気は230KVのHlinethaya-Kyaiklat国営電力線を介してKyaiklat変電所に送電された。

LNG燃料による発電所の建設計画も
それまで、エーヤワディー地域東部の町には、230 KVのKanaung(Hlinethaya)変電所と、33KVのTwantay-Kawhmu- Kungyangon電力線、33のKV Nyaung Kon-Maubin電力線を介して、電気が供給されていた。電力線の長さは約90マイルであり、Pyapon、Bogale、Mawlamyinegyun地域で電力が不足する電圧降下が生じていた。

現在は、Kyaiklat変電所から配給されたMaubin、Kyaiklat、Pyapon向けの電気としてフル電圧を使用することが可能となり、Hlinethaya変電所の負荷を軽減し、ヤンゴン地域への電力供給を増やすことができることとなった。

また、エーヤワディー地域に、LNG燃料による1390MW発電所を建設する計画が進行中である。これはミャンマー最大のもので、完成すれば地域で必要な電力を供給することが可能となる。大臣は、これはミャンマーの電力システムを支援するプロジェクトの1つであると述べた。

そして、ヤンゴン地域議会の広報官U Tin Maung Tun氏、Tun Naing副首相、エーヤワディー地域議会副議長のU San Min Aung氏、ヤンゴン地域政府の電気・産業・道路・通信大臣であるDaw Nilar Kyaw氏、エーヤワディー地域政府の電気・産業・道路・通信大臣であるU Win Htay氏の参列のもと、Hlinethaya-Kyaiklatの電力線とKyaiklat 変電所は正式にオープンした。

その後、大臣と地域首相は、変電所内とスイッチヤードを視察した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/18/11/2018/id-15630

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