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2018-10-27 09:45

社会

ジャパンハート、ミャンマー人の寺院が運営する児童擁護施設の子どもを治療

ジャパンハート
100人以上が皮膚の病気を持つ 皮膚の病気を診るのはまれ
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)が、ミャンマー人の寺院が運営する児童擁護施設の子どもを治療するため、訪問診療を行ったと、10月23日に発表した。

日本人の支援者から連絡を受けて訪問した際に、100人以上の子どもが皮膚の病気を持っていた。しかし、日本で子どもの皮膚の病気を内科医が診ることはまれで、長期ボランティア医師の森徳郎氏は、皮膚科に進んだ後輩に何度も何度もしつこく質問をしたり、教科書を読んだりしたとしている。

限られた時間で30人の子どもを診る アレルギーを持つ子が増加
訪問診察には、ワチェ慈善病院やドリームトレインの各部門から日本人看護師やミャンマー人通訳などが参加し、寺から与えられた限られた時間(3時間)の中で、当初予定していた20人を上回る30人の子どもを診ることができた。

中にはアトピー性皮膚炎の子どももおり、ミャンマーにもアレルギーが増加していると感じたとしている。同医師は、国際協力の継続性が重要であるとし、国際医療も同じく1回だけの活動ではなく、続けていくことの大切さを訴えている。

(画像はジャパンハート ホームページより)


外部リンク

ジャパンハート 活動レポート
http://www.japanheart.org/myanmar/report/post-73.php

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