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2018-10-31 22:00

社会

中国、ラカイン州への帰還者受け入れのために1,000戸の家屋を寄贈

中国
1月の100戸に続く寄贈
10月27日、ラカイン州での帰還者受け入れのために中国から寄付された組み立て住宅1,000戸を贈呈する式典が、ティラワ国際港で開催された。

式典には、国家顧問オフィスのU Kyaw Tint大臣、ヤンゴン地域首相のU Phyo Min Thein氏、副首相のU Kyaw Lin氏とU Soe Aung氏、地域政府大臣、在ミャンマー中国大使のHong Liang氏、大使館職員も参加した。

式典での挨拶で、U Kyaw Tint Swe首相は、「今日のイベントは中国から寄付された組み立て住宅を贈呈する式典であり、ラカイン州で帰還者が再定住することに向けた大きなサポートに感謝する。」と述べた。

さらに首相は、「中国を訪問した2018年6月28日に外務大臣のWang Yi氏と会談し、帰還者がラカイン州に再定住するときに使用する簡単に組み立てられる住居1,000戸の追加支援を要請したことから、寄付が行われた。これは、中国とのPauk Phaw関係の下で合意したものである。」と説明した。

また、今回の寄付は、2018年1月に行われた組み立て住居100戸の寄付に加えて、ミャンマーの要請を満たすことを目指して実施された。

ミャンマーの国家と国民の苦難の時代に、中国政府や国務院議員、Wang Yi外相は、良い隣人または友人として政治的支援を行うとともに、物質的な支援も提供したことから、U Kyaw Tint Swe首相は、中国政府へ感謝の意を表した。

戦略パートナー国としてPauk Phaw関係を維持
さらに、U Kyaw Tint Swe首相は、次のように述べた。
「両国は歴史的かつ伝統的に親しくしており、包括的な戦略パートナー国になるために推進されているPauk Phaw関係を維持してきました。21世紀の挑戦による国際情勢の変化が何であっても、両国の関係は改善し続けていくだろう。」(プレスリリースより引用)

中国は、ミャンマーを完全に理解して強力な支援を行い、基準レベルでの要件に基づいた支援を提供して、Pauk Phaw関係を明白に表現している。

組み立て住居の単価は、約1,590万チャットであるため、1,000ユニットの寄付は、159億チャットとなる。しかし、数えられない隠れた価値は、良好な関係という精神で、必要に応じて支援を提供してくれることである。

次に、Hong Liang大使は、1,000ユニットの組み立て住居を寄贈した理由について説明し、U Kyaw Tint Swe大臣に寄付を引き渡した。

良い隣人として、中国は2015年に組み立て住宅1,053戸をミャンマーの自然災害に影響された州と地域に寄付し、そして1月にはラカイン州のために100戸を寄付している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/28/10/2018/id-15373

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