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2018-10-20 06:00

政治

全国停戦合意に向けた特別会議において記者会見を開催

全国停戦合意
様々な民族を含む統一ミャンマー軍を形成へ
ミャンマー政府と民族武装組織(EAO)との間の全国停戦合意(NCA)に向けた特別会議において、2日目の会議を終えた記者会見が行われた。

連邦から離脱しない件で進展があったかとの質問に対し、カレン民族同盟の副代表であるPado Saw Kwe Htoo Win氏は、双方のリーダーは問題解決の方法を導く政策を採用する可能性があるとし、次のように述べた。
「双方は、政治対話のための文言を修正し、問題のボトルネックを克服する政策を採択した。また、離脱しないことと民族自決権をカバーする意味のある文言を選択するかたちを実践することに同意した。」(プレスリリースより引用)

また、統一されたミャンマー軍設立の問題に関して双方が交渉し、全国停戦合意の7ヶ所のロードマップを含む「安全保障の再統合」の文言のための準備を行う。

Pado Saw Kwe Htoo Win氏は、「我々は、『安全保障の再統合』について議論することに同意した。また、我々は、民主主義連邦はミャンマー軍のみ保有すべきであるが、異なる民族からなる統一軍を形成する方法について話し合うことに同意した。」と説明した。

11月に非加盟国と会談
2日目の会議では、ミャンマー政府の代表と全国停戦合意加盟国は、停戦合意に署名していない民族武装組織との平和的努力について包括的な議論を行った。

Pado Saw Kwe Htoo Win氏との特別会談を主催した国家顧問オフィスのU Zaw Htay事務局長は、次のように語った。
「我々は、ミャンマー政府が包括性に対して努力していることと、全国停戦合意加盟国が取り組んでいることについて議論した。ミャンマー軍と平和委員会の代表は、その問題についてオープンに議論した。」(プレスリリースより引用)

全国停戦合意加盟国は、和平プロセスにおける包括的努力の一環として、11月の第2週に全国停戦合意加盟国と非加盟国の間で首脳会談を行う提案を政府に提出した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/17/10/2018/id-15247

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