• TOP
  • >
  • 文化
  • >
  • MPT、ミャンマー初の電子書籍サービス「MPT Books」を発表
2018-10-20 06:00

文化

MPT、ミャンマー初の電子書籍サービス「MPT Books」を発表

MPT
小説・漫画・雑誌・新聞など様々なコンテンツ
ミャンマーの携帯通信最大手のミャンマー郵電公社(以下、MPT)は、10月17日、ミャンマー初の本格的な電子書籍サービス「MPT Books」を発表した。

これは、多くの読者が、有名な著作品や漫画、雑誌、新聞などの出版物を保有する最大のデジタルライブラリに便利にアクセスできるもの。

雑誌や新聞のための購読、本の購買やレンタルで利用できるコンテンツは、MPTのユーザーによってダウンロードされたサービスモバイルアプリ、またはパソコンやデバイスのウェブブラウザを通してアクセスできる。モバイルアプリは2018年10月末に利用可能。

この今までに類を見ないサービスのパートナーとして参加するのは、Seiku Cho Cho、We Digital (Nga Dot Sar Pay)など、30以上のミャンマーの有名な出版社である。

様々なジャンルを取り入れて、「MPT Books」は、立ち上げ時に600以上の小説と書籍が利用でき、今後は、数千が追加され、数百のバックナンバーを含む24の新聞と26の雑誌もアクセス可能となる予定である。

書店不足で本が読めない問題に対処
「MPT Books」のウェブページにアクセスし、サービスの登録プロセスを完了すると、新規加入者は、雑誌と新聞のバックナンバーに対して、7日間の無料トライアルが可能となる(2018年11月以降)。

無料トライアルが完了すると、1ヶ月当たり1,999チャットというパッケージの月額利用料を支払う必要がある。

Chit Oo Nyo、Ma Sandar、Ma Thida(Sanchaung)など、ミャンマーの人気作家によって書かれた多くの小説や書籍は、1冊150チャットで購入するか、購入価格に対して最大で85%低い価格で48時間のレンタルをすることができる。

ダウンロードした書籍は、オンラインでもオフラインでもアクセスできます。読者は、「MPT Books」カタログからレンタルまたは購入することを選択する前に、無料の電子書籍を楽しむことができる。

MPT-KSGMの共同事業体のチーフコマーシャルオフィサーであるUmeda Reizo氏は、このサービス開始の理由について、次のように説明した。
「ミャンマーは90%の高い識字率を誇っているが、ある地域では書店が不足しているため、好きな本や出版物を見つけるのが難しい。質の高いコンテンツにアクセスできないことに対処するため、ミャンマー初の本格的な電子書籍サービスである『MPT Books』は、出版されたミャンマーのコンテンツの中で最大規模のライブラリを提供し、文学の愛好家が書籍を閲覧し、時と場所を問わず手頃な価格で購入するかレンタルすることができる。この新しいサービスは、Seiku Cho ChoやWe Digital(Nga Dot Sar Pay)などの出版社との提携により実現されたもので、人々の生活を豊かにするサービスを提供するというMPTのコミットメントを示している。」(プレスリリースより引用)

このサービスの開始に伴い、新規加入者にiPad 6やSamsung Tab 10.1などの賞品が当たるプロモーションキャンペーンが行われる。

さらに、MPT Booksユーザーは、11月11日までChit Oo Nyoの本を無料で読むことができることとなっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

MPT Press Releases
http://mpt.com.mm/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook