ミャンマーニュース

9月20日、シャン州のタウンジーで熱気球フェスティバルが行われた。

このフェスティバルは毎年開催される仏教行事で、今年で45回目を迎える。会場には何十万もの人々が訪れ、大混雑の中、熱気球の打ち上げを楽しむ。

華やかなフェスティバルとして有名だが、危険なフェスティバルとしても有名だ。熱気球には花火が積み込まれ、ロウソクが使われることも多い。熱気球は高度が上がりきらずに群衆の頭上で爆発してしまう例があるのだ。

人々は爆発によって熱された金属片などから身を守り、逃げなければならない。2014年には4名が死亡、昨年は4名が負傷し、消防士1名が死亡した。主催者側は爆発を防ぐため、自家製の爆発物を禁止し、その他の規制も強化している。

フェスティバルは20日夕方5時、Crandall公園でのセレモニーからスタートする。20基の熱気球がセッティングされ、天候がよければそのまま打ち上げが始まる。翌日夜には80基以上の熱気球が打ち上げられる。

今年は伝統的な熱気球の他、海外から特別な形のものが持ち込まれ、外国人パイロットも参加する。イギリスのパイロットは、サックス型の熱気球で参加する。他に、子犬やうさぎ、ドラゴンの形の熱気球も登場するという。

（画像はThe Post Starより）

外部リンク

The Post Star
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The Daily Gazette
https://dailygazette.com/