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2018-08-25 23:00

社会

ヤンゴン市の姉妹都市である福岡市、都市開発管理の専門家を長期派遣へ

福岡市
JICAの都市開発管理能力向上プロジェクトの一員
福岡市は、姉妹都市であるミャンマーのヤンゴン市に、独立行政法人国際協力機構(JICA)の都市開発管理分野の専門家として、部長級職員の長期派遣を行うことを発表した。

JICA では、ミャンマー国政府からの要請により、ヤンゴン市における都市開発の適正な管理および現地職員の能力向上を目的として、「ヤンゴン都市開発管理能力向上プロジェクト」の開始を予定しており、これまで福岡市が実践してきた「住み良いまちづくり」が評価され、当該プロジェクトに係る長期専門家について派遣要請があったもの。

今回派遣されるのは、総務企画局の守田剛部長。派遣予定期間は、2018年8月23日より2021年2月22日までの30ヶ月間となる。

従事する業務は、都市開発管理で、具体的には、「チーフアドバイザーとしてプロジェクトを統括・調整」、「YCDC に対する都市開発管理政策に係るアドバイス」、「土地利用に関する規則の策定支援」、「開発許認可制度の改善」などを行う予定である。

水道整備の支援などで交流を重ねる
福岡市は、姉妹都市を8つ持っており、「Fukuoka 8」というサイトで情報を発信している。

ヤンゴン市とは、水道整備の支援をきっかけに交流を重ねてきたことから、2016年12月に姉妹都市となった。福岡市にとっても、今後官民が連携して地元企業のビジネス展開を図ることで、ヤンゴン市と共に成長し「人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市」を目指す福岡市の財産になっていくことを期待している。

その後も、ヤンゴン市の水道技術の向上や将来の環境施策に活かすため、ヤンゴン市職員3名が研修生として福岡市水道局と環境局に派遣されたことや、ヤンゴン市内で開催された、日本とミャンマーの文化交流イベント「ジャパン・ミャンマー・プエドー2018」についてなど、様々な情報を掲載している。

(画像は福岡市ホームページより)


外部リンク

福岡市
http://www.city.fukuoka.lg.jp/

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