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2018-08-15 16:00

経済

【ミャンマー】バングラデシュとの国境マウンドーで毎月輸出が増加

国境貿易
生姜の輸出が増加
ミャンマー・ラカイン州国境貿易部門によると、バングラデシュとの国境にあるマウンドー(Maungtaw)の貿易キャンプの輸出は毎月着実に増加し、特に生姜の輸出が顕著だという。

マウンドー国境貿易キャンプのWin Aye副所長は、
「生姜の輸出はマウンドーの国境貿易で最も増加している」(プレスリリースより)
と述べた上で、
「輸出増加の理由は、彼ら(バングラデシュ)がお祭りの時期に近づいていることと、生姜が清涼飲料の生産にも使用されているからだと商人から聞いた」(プレスリリースより)
とつけ加えた。

同氏は生姜が生成飲料水にどのように使用されるかは不明だとしながらも、輸出量が増えた理由を明らかにしている。

また、ヤンゴン(Yangon)地方域とエーヤワディ(Ayeyawady)地方域の淡水魚の輸出増加も、マウンドーの国境貿易の増加を後押ししているという。

幅広い商品を輸出
マウンドーの国境貿易キャンプでは7月の1ヶ月だけで、米、緑豆、ヒヨコマメ、タマリンド、生姜、ウコンなどの農作物の他、コイやアンチョビ、乾燥小魚などの水産物や、竹などの林産物、プラムペーストや石けんなどの工業製品など、幅広い商品が取り扱われた。

同月の総輸出額は80万8,907米ドル(約8,960万円)に上り、8月10日現在、4種類の農作物、4種類の水産物、1種類の林産物、1種類の工業製品などが国境貿易キャンプから輸出され、その総額は35万7,330米ドル(約3,960万円)に達しているという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/

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