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2019-04-18 21:15

社会

シャンティ、難民キャンプなどに届けた絵本が31万冊を突破 教育分野の改革も進む

絵本を届ける運動
絵本を初めて知る子ども 地域の図書館と図書館活動も
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、1999年から展開してきた「絵本を届ける運動」において、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプなどに届けた絵本の総数が31万冊を突破したと、4月10日のシャンティブログで発表している。

シャンティは2014年からミャンマーで地域の図書館と連携し図書館活動を展開し、“まだ絵本を知らない子ども”に対し読み聞かせを行ってきた。三輪バイクに絵本を載せて、各学校をまわる移動図書館活動においては、「もっと頻繁に来てもらえないか」などといった声もあった。

教育のあり方にも変化が 国際社会などからの支援が必要
ミャンマーは「アジア最後のフロンティア」と呼ばれ、経済発展や教育の民政移管も行われているが、予算不足や学校の教室不足、教員の質の問題などといった課題が山積みだ。

JICAの支援により教科書が改訂され、自分で本を読み、考える力を育てる教育へと変化してきているが、学校の多くが老朽化し、児童書も少ない状態である。

そういった背景から同国際ボランティア会は今後も、一人でも多くの子どもに絵本が届けられるように、継続的に活動を展開していくとしている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=33039

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