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2019-02-22 08:00

文化

地震の被害を受けたミャンマーのパゴダ、修復はほぼ完了

パゴダ修復
元のスタイルを損なうことなく保存
ミャンマー宗教文化省(Ministry of Religious Affairs and Culture)によると、地震の被害を受けたバガン(Bagan)、ムラウク・ユー(Mrauk-U)、サガイン(Sagaing)、マグウェイ(Magway)のパゴダ(仏塔)の修復作業がほぼ完了し、現在修復されているのは20箇所に過ぎないという。

ミャンマーでは2016年8月24日に発生した地震により、バガン古代文化遺産区域(Bagan Ancient Cultural Heritage Zone)の389の仏塔が被害を受けた。

考古学・国立博物館部門は、
「これまでのところ部分的に破損した224を含む335のパゴダは、元のスタイルを損なうことなく保存されている」(プレスリリースより)
と現状を明らかにしている。

国際基準を遵守
地震の後、当局は被害を受けたパゴダを修復・保存するために優先順位をつけ3つのグループに分類。第1優先グループには36、第2グループには53、第3グループには300のパゴダが含まれていたという。

これらのパゴダは国際基準を遵守し、ユネスコの専門家、国内外の専門家、および震災後の技術調整フォーラムから求められた助言に従って修復・保存された。

なお、1箇所に約3,000の古代のパゴダと宗教的建造物があるバガンの古代文化遺産区域は、1,000年以上前から存在している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/

ミャンマー宗教文化省(ミャンマー語)
http://www.mora.gov.mm/

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