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2017-01-23 00:00

政治

マレーシアのナジブ首相 ロヒンギャに対する圧力行為を激しく非難

ナジブ首相
「人道的悲劇を繰り返してはならない」
マレーシアのナジブ首相は1月19日、ミャンマー政府に対し、少数民族のロヒンギャに対する圧力行為の即時停止を訴えたほか、世界のイスラム国家に対し、ミャンマーにおける「人道的な悲劇」を繰り返さないため、行動を起こすべきだと訴えた。海外のメディアが報じた。

ミャンマー西部・ラカイン州では昨年10月より、ロヒンギャに対しミャンマー軍が圧力を強めている。圧力行為は性的暴行や家屋の焼き討ちにとどまらず、人々の殺害にも及んでいる。

これまでに、少なくとも86人が殺害されたという。また、多数のロヒンギャがバングラデシュに逃げ込んでおり、その数は約6万6000人に達するとされる。

「殺害行為、暴力行為は、断固阻止するべき!」
同首相は、
殺害行為は、断固として阻止すべきだ。そして、女性と子供に対する暴力行為も断固阻止すべきだ。(Bangkok Postより)

と、怒りをあらわにして訴えた。

ミャンマー政府はロヒンギャ問題に関し、ラカイン州内での問題であるとして、軍による圧力行為はなかったとの見解を示しているが、同首相は、圧力行為に訴えた者らは法に基づき処罰されるべきであると、強い姿勢を示した。

(画像はBangkok Postより)


外部リンク

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/

Radio Free Asia
http://www.rfa.org/

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