• TOP
  • >
  • スポーツ
  • >
  • 【スポーツ・フォー・トゥモロー】ミャンマーのセーリングチームが訪日
2016-10-27 08:00

スポーツ

【スポーツ・フォー・トゥモロー】ミャンマーのセーリングチームが訪日

スポーツ・フォー・トゥモロー
セーリング技術面以外のベネフィットも
外務省は10月25日、日本政府がスポーツを通じた国際協力・交流のプログラム「Sport for Tomorrow(スポーツ・フォー・トゥモロー)」の一環として、10月6日から18日までの期間、ミャンマーのセーリング選手2名とコーチ1名を招へいし、トレーニングを行ったことを発表した。

また、同ミャンマーチームは、「江ノ島オリンピックウィーク(湘南港)」にも特別出場。この大会は、1964年東京五輪を記念して行われるもので、今回は16カ国180艇ほどが参加したという。

訪日したミャンマーのアウン・ミン・ツゥ(Aung Myin Thu)コーチは、
「このSFTプログラムを通して選手達に、多くの艇数が参加する大会でのレース経験を積ませることができました。また、自国以外の選手達との交流は、セーリングの技術面以外にも選手達に良い影響を与えてくれました。」(プレスリリースより抜粋)
と述べ、有意義な時間を過ごしたことへの感謝が示された。

尚、今回の海上トレーニングは公益財団法人日本セーリング連盟の協力のもと行われ、ミャンマーチームの他にインドネシアのセーリングチームも共に参加している。

「スポーツ・フォー・トゥモロー」とは
スポーツ・フォー・トゥモローとは、2020年開催の東京五輪に向けたプログラムで、2013年の国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションで安倍総理が発表したスポーツ分野における国際貢献策だ。

これは2014年から2020年までの7年間で、開発途上国を含む100カ国以上の国で、1,000万人以上の人々を対象にスポーツを通じた国際交流や人材育成などを行うというもの。

また、国際的な反ドーピング推進体制の強化も支援する。

第1号案件は2014年1月に安倍総理がアフリカを訪問した際、NPO「柔道教育ソリダリティ」と協力して、コートジボワール柔道・武道連盟に柔道着100着を供与。さらに、同国の柔道関係者を日本へ招へいすることも決定した。

その後もエルサルバドル、ラオス、タジキスタン、カンボジアなど、様々な国へスポーツを通じて幅広い支援活動が進められている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本セーリング連盟
http://www.jsaf.or.jp/hp/

外務省のプレスリリース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook