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2016-10-26 15:00

スポーツ

JBFAがミャンマーでブラインドサッカー普及活動に協力

ブラインドサッカー
ミャンマーの視覚障害者に新たな夢と希望を
 株式会社ジェイサットコンサルティング(以下「ジェイサット」)は10月25日、NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下「JBFA」)が12月13日から16日の4日間、ミャンマー最大の都市ヤンゴンでブラインドサッカーの普及活動を実施することを発表した。

同期間、日本代表選手でありスタッフとしても活動するAvanzareつくば所属の川村怜選手と福永克己選手が、ミャンマー社会福祉・救済再復興省の招致によりヤンゴンを訪れるという。

同2選手はミャンマーの視覚障害者らにブラインドサッカーの基礎技術を伝え、ブラインドサッカーの楽しさとともに、彼らに新たな夢と希望を与える手伝いをする。

今回の普及活動には、ヤンゴン国立チミダイン盲学校、ヤンゴンチミダイン盲学校、ゲンキーマッサージ店の3チームから10名が選出され、最終日となる16日には3チーム対抗PK戦が行われる予定だ。

ブラインドサッカー普及活動実施の経緯
ミャンマーの視覚障害者は統計の上で約18万人とされているが、実際には倍近い30万から40万人いるといわれている。しかも、その多くは家に閉じこもり、社会的にも経済的にも自立できていないのが現状だ。

ジェイサットは2011年の民政移管後、著しい経済成長を続けるミャンマーで、視覚障害者を取り巻く環境に変化がないことに気づき、視覚障害者も経済成長の恩恵を享受できる事業をミャンマー政府と協議。ブラインドサッカーの普及活動を提案したという。

12月に実施される支援活動は、活動開始当初より協力している筑波技術大学の教授やJBFAとのコレボレーションにより実現した。

ジェイサットが全てコーディネート
日本人指導者2名の派遣費用をはじめ、ヘッドギアやマスク、ゴールポスト、ボールなどの用具、会場使用料などは全てジェイサットの単独負担となっており、ミャンマー政府や筑波技術大学との交渉もジェイサイトがコーディネートしている。

ジェイサイトはリサーチや会社登記、視察手配、人材派遣など、ミャンマー進出支援の一括サポートを行うJAPAN SAT CONSULTING CO.,LTD.をヤンゴンに設立。これまでに350社以上の進出支援実績を持つ企業である。

また、視覚障害者によるマッサージ店も経営。その利益からブラインドサッカー日本代表コーチらを単独で招致し、普及活動を行うなどソーシャルビジネスも展開している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ジェイサットコンサルティング
http://www.j-sat.jp/

株式会社ジェイサットコンサルティングのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/114635

NPO法人日本ブラインドサッカー協会
http://www.b-soccer.jp/

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