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2016-09-18 18:00

学術

国際医療福祉大学、ミャンマーと奨学制度を締結

国際医療福祉大学
優秀な人材に対し6年間の学費などを援助
9月16日、国際医療福祉大学は、ミャンマー人学生に対する特別奨学金制度を設置したことを発表した。

この制度は、2017年4月、成田市に新設する医学部に優秀なミャンマー人を留学させるための制度で、ミャンマー保健スポーツ省との合意によって締結した。成田キャンパス内で、保健スポーツ省のミン・トゥエ大臣と、同学の高木邦格理事長が調印した。

医学部は来年4月、成田国際空港近くに開校する。1学年の定員は140名。奨学制度はアジアの医学界に貢献する取り組みのひとつで、アジア各国から20名の留学生を入学させる。

同学ではすでに、ベトナムとモンゴルの留学生を7名決定している。今後、カンボジアやインドネシアなどとも制度の設置を始める予定だ。

グループ病院で経験を積み、母国の医療に生かす
ミャマー人留学生は保健スポーツ省が推薦し、同学が最終選考する。支援対象は2名、期間は卒業までの6年間となる。奨学金は、入学金、授業料、教材費、生活費など1人当たり合計3000万円となっている。同学の奨学金を、ミャンマー教育省から推薦を受けた学生2名にも提供する。

学業を終えた学生は日本の医師免許を取得できる。同学関連病院などで臨床経験を積み、高度な医療技術を習得する。その後母国に帰り保健医療分野の発展に貢献していく。


外部リンク

国際医療福祉大学/お知らせ
http://www.iuhw.ac.jp/
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